SHOGOとCHIEの旅のブログ 海外に出てから日本について思うこと


思った以上に」のんびりしていてゆっくりできたコーン島


そこで泊まっていた宿
俺らの隣にはイギリス人の不思議ちゃんっぽい女の人が泊まっていた


なんどか部屋の前で立ち話をしたり
ベンチに座って話しをしたりした



コーン島はニカラグアの一部ではあるけれど
かつてイギリス領だった名残で島の人たちは
英語を話す人が多い


確かそんなような話しから
学校の教科書もまだイギリス占領下の影響が受けている
島の人はニカラグアよりもイギリスの島としてありたいと思ってる人もいる
というような話しになり
ニカラグアはやっぱり貧困が大きな社会問題であるっていうのが原因だ


そんな流れで


「そういえば日本はニカラグアにかなり経済援助をしてるみたいね」

って言われて
何もいえなかった




「え?そうなの?」


って心の中では思ってしまったけど

なんかそういったトピックに対して無頓着だっていうのをさらすのも恥ずかしかったし
それ以上に
やっぱりそういったことを知らない自分が腹だたしかった

そして
こんな風に思ってしまうのはどうかと思う人もいるかもしれないけど
日本の国民のお金を使って海外を援助をしていることを
国民に十分に知らせられてない日本という国に腹がたった








コーン島からマナグアへ戻る途中のバスから外の景色を見ていたとき
結構いろいろなところで道路工事をやっていて
そのたびに迂回してちょっと細い道に入ったりっていうのを何回か繰り返した


そして
その全部とは言わないけど
そのうちの何回かでニカラグアの国旗と日本の国旗が描かれた
道路工事の看板が立っているのを見た





「あーコレのことか」
そのときになってようやく「日本が何かの援助をしている」っていうのが実感できた





これは何もニカラグアに限ったことでない

いたるところで
特に橋が多い気がするけれど
橋の前の石碑や横っ面のところに日本の国旗を見かける




たぶん
俺らが思っている以上に
本当に色々な貢献を日本という国はしているのだと思うし
それはやっぱり国民一人一人の税金が使われているわけだから
日本国民全員の貢献であるといえると思う





日本では遠慮したり、控えめだったりすることが美徳とされている
これは世界中どこをみても日本だけの文化だと思うし
日本の特に素晴らしいところの1つであると思う




でも
それと無知ということを混同してはいけない



わが国日本はこれだけの援助をこの国にしています
っていうことを
声高々という必要性はないだろうし
それは日本の美徳に反することだけれど
だからといってじゃあ知らなくてもいいかというとそうではないし
知っておかなければならないことだと思う



もちろん
自分たちが興味、関心をもっともって
自発的に働きかけて知っていかなければならないことかもしれないけれど

もっと日本は日本人に日本を誇りに思えるような適正な情報を適正に知らしめなければいけないと思う


一人一人がもっと知った上であえてそれを話題にすることもない
というのは本来の美徳の形なんじゃないだろうか



俺は海外に出てから
日本という国は本当に素晴らしい国だと思えるようになったし
日本という国がますます好きになった


だからこそ
余計に日本のこういうところは大っ嫌いだし怒りを感じる

こんな地球の裏側の国にこんな風に技術や資金を援助してる
っていうことをもっと具体的に知れる機会があったら
もっともっとみんなが日本という国に誇りを持てるようになるだろうし
そういう気持ちが日本を元気にしていくんじゃないかと思う


確かに外務省のホームページを見たらのっているし
こういうブログを書こうと思ったからのぞいてみたら
ニカラグアにしている援助なんて
日本がその他の国々にしている援助のほんの微々たるものに過ぎない
ってことがわかったら余計に日本ってすごいって思えた


あんなそこらじゅうでやってた道路工事がほんのわずかな一部だなんて


でも
そんな外務省のホームページなんて何人の人がみるのよ?
っていう話なんだよね



知ってる人だけ知ってればいいっていうんじゃなくて
もっと日本は一人一人に知らせていく努力をしていって欲しい

日本は最高だってことをね


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